【日本料理】鎌倉ふくみの池田様から話を伺いました

Q：鎌倉商工会議所に相談される前に、どの様な事で悩んでいましたか？

父が飲食店を鎌倉市外で営んでおり、父から事業を引き継ぐ形で鎌倉にお店を移転して開業しました。
見切り発車の様な感じで事業を引き継いだので、経営面や労働保険等の手続き面で悩んでいました。

Q：何がきっかけで鎌倉商工会議所の事を知っていましたか？

市外で父が飲食店を営んでいた時、その地域の商工会に加入していました。
ただ、あまり積極的に利用していなかったため、商工会の名前は知っていましたが、何を行っている団体かはよく分からない状態でした。
私が鎌倉でお店を開業する際、鎌倉市内の知人飲食店に開業の挨拶に伺いました。
その時、たまたま鎌倉商工会議所の職員の方がそこに居て、知人飲食店店主より紹介されて、鎌倉商工会議所の事を知りました。

Q：鎌倉商工会議所の事を知ってすぐにご相談されましたか？

鎌倉商工会議所で経営相談が出来ると思っていなかったし、頼れるイメージが全く湧いていなかったので、すぐには相談していません。
鎌倉商工会議所を紹介頂いた後、１回お店に来て頂いて、経営支援メニューや労働保険等の手続き等を案内頂きました。
色々な事が相談出来る事を知ってちょっとビックリしました。

Q：何が決め手になって鎌倉商工会議所を相談しましたか？

最初は不安だったんで「ちょっと聞いてみよう」ぐらいの軽い気持ちで相談をしてみました。

Q：実際に鎌倉商工会議所に相談し、利用されてみて、役に立ったこと等はありますか？

覚えられないほど沢山あります。
労働保険等の手続きだけでなく、補助金の申請等、細かいところまで教えて頂けるので、とても助かっています。

Q：コロナ禍では鎌倉商工会議所の対応は如何でしたか？

本当に、すばらしいの一言です。
新型コロナウィルスが流行し始めた時、「１年間売り上げが無くてもいいくらい借入をしておいた方が良い」と提案を頂きました。
借入をする事には抵抗がありましたが、借入金が入金された時は「コロナ禍で何かあっても多少はなんとかなる」と思えて、やはり安心感がありました。

コロナ禍ではテイクアウトのお弁当販売を行っていました。
お弁当の原価に占める容器の割合は意外と大きく、特に当店の様な和食ですとそれなりの木の箱に入れる必要があります。
やっぱり容器に掛かるお金はかなり大きいんです。
そんな中、神奈川県の補助金でテイクアウト容器が補助対象になる補助金も提案頂き、かなり助かりました。

Q：小規模事業者持続化補助金も利用されていると思います。

小規模事業者持続化補助金で店内の椅子を新調しました。
従来の椅子は固い座り心地で私自身も気になっていました。
新調した椅子は、座り心地や見た目の品の良さも含めて、やっぱりお店の格も上がったと感じていて、私自身も満足しています。

Q：鎌倉商工会議所を他の事業者の方にもおすすめ出来ますか？

間違いなく紹介したいです！
それは間違いないです。
知り合いの事業主に商工会議所の印象を尋ねると「なんかやってくれるの？」こんな感じで言われます。
商工会議所の支援内容を「知らない」事はホント勿体無いと思います。
「こういうメリットがあります」と知り合いの事業主にこれからも紹介していきます。

Q：あなたにとって鎌倉商工会議所はどの様な存在ですか？

「親身になってくれる先生」ですね。
料理に関しては、長年研鑽を積んでやってきました。
料理の世界しか知らないで事業を引き継いだ事もあり、経営に関しては分からない事もありました。
そういう意味で、お店の経営に関して親身になって教えてくれる先生ですね。