【サービス業】キムラ保険サービスの木村様からお話を伺いました

Q：どのような経緯で鎌倉商工会議所にご入会されたのでしょうか？

私の父親の代に鎌倉商工会議所に入会しました。
正確な入会の経緯は分からないのですが、たぶん融資関係とか実務的な目的で入会したんだと思います。

Q：木村さんが会社を継ぐ前からお父さんが入会してたんですね？

そうです。
会社が先にあって、その後に鎌倉商工会議所に入会した形です。
私は平成18年の4月に弊社に来ましたが、最初はこの会社ではなく、保険会社に出向して3年間働いていました。
その後戻ってきて、最初は平社員としてスタートし、後に父から会社を引き継ぎました。

Q:そこからどのようなきっかけで鎌倉商工会議所とかかわりをもったのですか？

義理の父が鎌倉商工会議所青年部主催のオクトーバーフェストに連れて行ってくれたんです。
それが初めて鎌倉商工会議所や青年部の活動を身近に感じた瞬間でした。
そのイベントでは現役メンバーやOBの方々が手伝っていて、みんなで協力しながら進めているのを見て、「自分も参加したいな」と思い、青年部に入ることを決めました。

Q:実際に入ってみてどうでした？

最初は全然わかりませんでしたね（笑）。
商工会議所って何をする場所かも知らなかったし、何をどう使えばいいのかも。
けれど、青年部に入ったことで補助金やセミナーの情報を知ったり、融資に関する情報を得られるようになって、徐々に役に立つと実感しました。
同業だけじゃなく、全然違う業種の経営者とも交流できるのが本当に良かったですね。
自分の考え方が広がる感じがしました。

Q:経営者としての視野が広がったのですね？

そうですね。
特に青年部の仲間とはフランクに話せるので、仕事の悩みとかも共有しやすかったです。
『こんな時どうしてる？』って相談できるのがすごくありがたくて。
同世代の経営者同士で世間の答え合わせをしているような感覚がありました。
また青年部を通じて、鎌倉商工会議所の事務局の方とも非常に密な関係が築けました。
何か困ったことがあれば、すぐに相談できるようになり、事務局の方々からも多くのアドバイスをもらいました。

Q:青年部の会長も経験されたのですね。その際、どのような活動をされていたのでしょうか？

はい、実は青年部の会長をしていた時期がちょうどコロナ禍と重なってしまいました。
対面での活動が難しくなりましたが、リモート会議を活用するなど工夫をして、何とか活動を続けました。
その経験は、後々に役立ったと感じています。
ただ、正直に言うと、オクトーバーフェストの委員長をやった時の方が大変だったと思います（笑）。
大勢の人を動かしてイベントを成功させるという達成感は、非常に大きかったですね。
従業員や家族の助けがなければここまでの活動は出来なかったと思います。

Q:鎌倉商工会議所はどのような存在だと思いますか？

うーん、一言で表すのは難しいですが、何でも話せる、気軽に相談できる『経営者のよろず相談所』かな。
私は青年部にいた時期もあったので、建築系だったらこの人に相談とか、自然と頼れる仲間ができました。
青年部に該当する人がいない時に『こういうことで困っているから誰かを紹介してほしい』というと、鎌倉商工会議所の他の会員や事務局のネットワークを活用して、信頼できる人を紹介してもらえることがあります。
ネットで探すよりも鎌倉商工会議所を通じた紹介ならはるかに信頼できます。
鎌倉商工会議所は、単に相談に乗るだけじゃなくて、悩み事を聞いてくれたり、必要な人やサービスを探して紹介してくれたりする頼れる場所です。
自分ひとりでは解決できないことも、誰かに頼れば案外すぐ解決することもありますしね。

Q:鎌倉商工会議所（青年部）を、これからご商売を始めようと思っている方におすすめできますか？

もちろん、おすすめできます。
事業を始めたばかりの方でも、鎌倉商工会議所にはいろんなサポートがありますし、青年部はおすすめです。
もちろん、青年部に入会するには鎌倉商工会議所に加入する必要がありますが、若い方（47歳以下）であれば、ぜひ入ってみるべきだと思います。
年齢が近いことで、業種の悩みじゃなくて、一経営者の悩み、そういうのを話せる場所だから、お勧めしたいです。
実際に入ってみると、得られるものがたくさんあるので、使い倒すようなつもりで参加するのが一番ですね。
困ったときに相談できる仲間がいるのは心強いですし、それが大きなメリットだと思います。
鎌倉商工会議所の事務局との距離が近くなるのも良いですし、青年部活動のおかげで事務局とのパイプが太くなったように感じます。

鎌倉商工会議所青年部については以下からご覧いただけます。
https://www.kamakura-cci.or.jp/about/young/